6/292025
(日)
パロリン枢機卿、日本司教団と共に捧げるミサ
6月29日、大阪・関西万博の「バチカン・ナショナルデー」に合わせて来日していたバチカン国務長官、ピエトロ・パロリン枢機卿が、大阪高松カテドラル聖マリア大聖堂にて御ミサを司式されました。その様子をレポートいたします。
当日は「聖ペトロと聖パウロ使徒の祭日」にあたり、ミサで朗読された聖書箇所は以下のとおりです。
- 使徒言行録 12章1〜11節
- テモテへの手紙二 4章6〜8節、17〜18節
- マタイによる福音書 16章13〜19節
中でも、マタイ福音書の中でイエスがペトロを「岩」と名づけ、教会の礎とされた場面が深く心に残る朗読となりました。
このミサには、パロリン枢機卿のほか、前田万葉枢機卿をはじめとする日本の司教団も参加。祭服は聖ペトロと聖パウロの殉教を象徴する「赤」で統一されていました。

大聖堂は満員となり、多くの信徒が心を一つにして祈りを捧げる、厳かであたたかなひとときとなりました。
