4/292025
(火)
教皇フランシスコ追悼ミサに祈りをあわせて― カトリック大阪高松大教区主催 追悼ミサ
去る2025年4月21日、教皇フランシスコ様が帰天なさいました。
その生涯は、福音に生き、貧しい人々に寄り添い続けた証しそのものであり、世界中の信徒に希望と挑戦を与えてくださいました。
4月29日(火・祝)、カトリック玉造教会(大阪高松カテドラル聖マリア大聖堂)にて、前田万葉枢機卿様の司式による追悼ミサが捧げられました。
約1400名の信徒と関係者が大聖堂に集い、教皇様の御霊の安息を祈りながら、そのご遺徳を静かに偲びました。
堂内は、深い祈りと敬意に包まれ、終始厳粛な雰囲気のうちにミサは進行。
ミサの後半には、追悼のしるしとしてお焼香の時が設けられ、参列者一人ひとりが静かに祈りを捧げる姿が印象的でした。
約2時間にわたる追悼ミサは、教皇フランシスコ様が繰り返し呼びかけてこられた「ともに歩む教会(シノドス)」というビジョンを、改めて胸に刻む機会となりました。
それぞれの場で祈り、耳を傾けながら歩みを共にすること――その静かな営みの中に、確かな希望の光が感じられるような祈りの時でした。
フランシスコ・カメリア会としても、教皇様が遺された「ともに歩む教会」というまなざしにあずかりつつ、これからも祈りと実践の歩みを重ねてまいります。